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LAGUIOLEナイフ ~3.柄(mitres)~
2009年04月14日 (火) | 編集 |
LAGUIOLEナイフのウンチク第3段は柄のお尻部分(mitres)について。

mitresは柄の前方(刃と柄の接合部)&後方(お尻部分)に付けられた金具部分を表す言葉です。このページではお尻部分のみ説明していますが、便宜上mitresと表記しますね。



伝統的な黄金色のmitres
090414_3_a.jpg
このナイフが現れた最初の頃は
ワインオープナーは付いていなかったので元々の形状は細身


ワインオープナーが付いた為、mitresも膨らんだ形状へと変化
090414_3_b.jpg



こちらはステンレス製
090414_3_c.jpg
フランスでステンレスは「inox」と呼ばれています。


このナイフ形状の変化には歴史があるんですよ。シンプルな折り畳みナイフに何故オープナーが付き始めたかというと・・・それは出稼ぎが大きな理由なのです。元々LAGUIOLE地方が含まれるエリアは土地も痩せており裕福とは言い難い場所。当然男達は都市部に出稼ぎに出ることになります。

INTERNETで調べると、「オーヴェルニュ地方(LAGUIOLE近辺)からパリに続く道は、俗に出稼ぎ街道とも呼ばれ・・・」などと書いてあります。南西フランス人の夫に尋ねると「何それ?!出稼ぎ街道なんて聞いたこと無いよ!失礼だな~」とお怒りモード。夫の実家に帰省する度に、現在に至っても痩せて乾いた岩だらけの土地を眺めるにつけ「出稼ぎ街道は絶対あったに違いないよ。」と密かに確信するワタシ。

夫は出稼ぎ街道こそ否定しますが、以前にこの近辺が貧困地帯で冬場はパリに働きに出ることは認めています(?どこに違いがあるのだろうか?)ので、この地帯からパリまでの道は勝手に「出稼ぎ街道」と呼ばせてもらいましょう。

この街道沿いでは都市部で稼いで帰郷する人々を狙う強盗事件も頻発、彼らは護身の為に常にナイフを携帯していたのです。

オーベルニュ地方からの出稼人達が最初に従事した仕事は「水運び」。都市の人間なら誰もが敬遠する重労働の1つでした。しかし上下水道の普及と共に仕事を奪われてしまい・・・次に彼らが行ったのが「炭運び」。元手不要ですが同じく重労働の炭運びを生業としていた彼らですが、ここからが違いました。炭運びから炭屋、そして炭屋の片隅に小さなバーを併設するようになり、最終的にカフェ、ブラッスリー等へと進化していくのです。ついに彼らは副業だった飲み屋を専業とするようになり、出稼ぎではなくパリに定住するブラッスリー経営者となっていくのでした。

カフェ、ブラッスリー、レストランを経営するようになった彼らの仕事はXX運びの重労働からギャルソンへと変化、仕事内容の変化に伴って愛用の地元ナイフに「ワインオープナー」の機能が求められるようになり、ナイフの形状も変化したというワケです。



 1. 柄(素材)
 2. 柄(十字の鋲)
 3. 柄(mitres;柄のお尻部分)
 4. 蜜蜂マーク
 5. 刃(機械製品と手作り品)
 6. ピック




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